オー・グッド・グリーフ

脱サラまであとどのくらい

たまに学生気分に戻れれば

知り合いが早稲田でライブをやるということで見に行ってきた。

 

早稲田駅で降りたのは卒業式以来、半年ぶりだった。会場のライブハウスがサイタの家のすぐ近くだったので、思い付きでサイタを誘い、ライブ終了後はサイタと早稲田を徘徊した。

 

在学中は大学に思い入れなんて一つもないって思っていたけど、ちゃんと懐かしさを感じたから驚いた。よく行っていたドトールモスバーガー、駅からキャンパスまでの道、留学センターなど、ひとつひとつがちゃんと懐かしかった。

 

終電間際まで早稲田に残っている人達はもちろんみんな大学生で、好きな服を着て、好きな髪色にして、そんな当然のことが、とても羨ましかった。

 

ここだけ時空が歪んでいるんじゃないかと思うほど、朝の中央線や昼のオフィスとは時間感覚が違っていた。早稲田を歩く若者たちは、水曜日なのに、みんなまだまだ夜はこれからという顔をしていた。

 

学生と同じ空気を吸っていたらなんだか学生に戻ったような気分になって、キャンパスの入口前に腰掛けてサイタと他愛もない話をした。たまにこういう夜があれば大丈夫だなと思った。何がというわけではないけれども、なんとなく大丈夫だと思った。